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My Acoustic Guitar
使用アコースティックギターについて / 伊布繕晃

伊布繕晃の使用ギター等々をメールやライブ終了後に度々お尋ね頂きますので、インタビュー形式で簡単にまとめさせて頂きました。

2006-08-07掲載文

使用ギター

image'sTripなどのストローク専門系ライブには、WASHBURNやEPIPHONEなどを使っています。
凛のようなフィンガーピッキング主体のライブには、最近古いMorrisを主に使っています。
Transparent BlueのようなライブではStaffordのエレガットを使ったりもします。
レコーディングではMartin Shenandoah、Headway、戴いたELMartinなんて飛び道具も使います。

編注:前回のimage'sTripライブではELMartinを使用。
凛ライブではマホガニー、ローズの2本を使用中。

楽器ページ参照 / Transparent Blue / image'sTrip /


ギター選択最近ではマホガニーのギターをよく使っています。
ギターの選択の基準は音、操作性、耐久性の3つです。
音が良くても弾き辛かったりすると使わなくなってしまうし、最近思うのは、やはりギターは道具なので、壊れないのが一番だと(笑)。だから単板だとか合板だとかブランドなんかもあまり気にしていません。
単板・合板の好みや考え方はメーカー、ユーザーそれぞれだと思いますし、確かに各メーカーの作りに対する拘りや音というのもあると思うのですが、1本1本微妙に違うので・・・。でも僕は基本的に日本製が好きみたいです。湿度にも良く耐えて、壊れにくいし。特に70年代から80年代前半のギターは好きです。ものにもよりますけど。

音の基準は『張り』と『深さ』。それと『個性』です。
そのギターに秘める『何か』が、僕の求める『それ』に準じていればOKです。
ただネックのジョイント角や弦高、反り(ネック起きなど)は気にします。ブレーシングもノンスキャロップが好みです。 あとは持って似合わないような形や色は見た目でNGですね。
そして値段。根が貧乏性なもんで、お高いギターはなんか怖くて弾く気にならないんですよ。まぁ、道具は安いに越した事無いですから(笑)。
木材の希少価値が価格に乗せられているのもわかりますが、個人的には限りある天然資源を有効的に利用できないかなどと考えているので、リサイクルショップはよく行きました(笑)。やはり手に入れてから好みのセッティングになるようにあれこれ自分でいじり倒せるギターが良いですね。また、1本のギターで全てをこなせる環境ではないので、色々なタイプのギターが必要になるんです。俺はこれ1本!ってすごく羨ましいんですけどね。憧れます(笑)。

『縁』とか『出会い』ってあると思うんですよ。 それこそ運命的な出会いみたいなものが。 どんな良いギターに出会っても手に入らない事もあれば、こんなの無理だろうって思っていたギターが簡単に手に入る事もある。 探し回っても良いのが見つからない事もあれば、ふらって店に寄ったら良いのがあったなんて事もあるし。
今メインで使っているものはそれこそ高額なギターではないけれど、『出会い』があったし、特にMorrisはどこに行っても『良い音だね』って言われますから、今あるギター達は本当に『縁』を信じて気に入って使っています。
対歌い手としてのギター毎の役割も決まっていますし、道具としては使い易いものばかりです。

使用ギター歴参照

ギター保管十数本ギターがあるので、使わないギターは弦を少し緩めてケースに入れておきます。
よく使うギターは壁に吊るしてあります。 弦は緩めていません。
温湿度計が2台あって、エアコンをつけたり窓を開けたりしています。

ギター調整僕はギターを手に入れてまず最初に自分でサドル、ナットに手を加えます。必要ならば交換もします。ギターによって素材を選びますが、TUSQは削り易いし、音も好みです。牛骨は・・・硬いですね。
ナットとサドルの切り込み方やロッド調整で大きく音が変わりますから面白いです。
あとはブリッジピンを替えたり・・・これもフィット感が大切なので・・・細かい作業ですけど。
弦高含め『俺セッティング』っていうのがあって(笑)、可能な限りいろいろやってます。
知識と道具があれば出来ない事は無いって思っているので(笑)。

ストローク用は多少ビリついても味があればOKなんだけど、フィンガーピッキング用では全てのポジションでスムーズな演奏性とデッドポイントの処理など、メンテと演奏の凌ぎ合いみたいなところですごく神経質になります。
季節毎ロッドも回すし・・・致命的なダメージ以外は騙し騙し使う感じです。

弦、ピック、カポ
その他
弦はピックよりも気にしなくて(笑)、今はS.yairiのライトをよく使っています。Martinよりも少し柔らかい感じ。
以前はフォスフォーが好きだったけど、今は普通のブロンズ。
張りたての音よりもこなれてきた時が特に好きです。死んだ弦が好きみたい。

ピックはEQに勝るアクセサリーなので、厚さ、形、材質も含めメーカー別に色々な種類を使っています。 普段はハードとミディアムハードのレインドロップ型が多い感じ。三角のミディアムも使います。
あと、爪です。長さは指先から2mmくらい。戴いたガラス製のヤスリで磨いています。
切った後は音がチャリチャリするんですよ。だから日程の逆算で切る日を決めています。
良い時は音も太くてホント良いです。ストロークすると削れたり、引っ掛けて割れたりする時もありますけど、僕は結構爪が丈夫みたいで大事には至らない。マニキュアも塗らないし。ただ長さが微妙で、あまり長いと操作性が悪くなって『しまったぁ!』なんてこともありますけど(笑)。

カポはSHUBBです。ライブでは装着も楽だし、演奏性の問題で上から被せる形で装着しています。
YAMAHAも音が好きで、かれこれ25年使っています。YAMAHAは安いのと高いのがあるんですけど、安いのは2年持たなかった。 高いやつはグリスを塗れば全然余裕で生涯使えると思います。先日スペア用に1つ買ったんですけど、旧型の『ん?』って思うところは改善されてましたよ。今は交換用ゴムもあるし。
他にも幾つか持っているけど・・・ゴムカポもたまに使ったりします。 指っぽいんですよ、あれ(笑)。

他にはレモンオイルも大切だけど、Morrisのクロスはお勧めです。これも実は貰い物なんだけど。
ボトルネックはPickboyのスティール製です。
あと指を滑り易くするのにオリーブオイルを使ったりします。人差し指くらいの化粧用噴射ケースに入れて、シュッと指に噴射します。タック・アンドレスがギターのヘッドの裏にオイルを沁み込ませたスポンジを貼ってるって以前何かで読んだのでものは試しに。使い心地は・・・僕はあまり手に汗をかかないので・・・弦もなかなか死なないくらいだからわからないです。気休め程度。

ピックアップ

今は主にTakamineのTRI AXです。
他にはDean Markley、K&K、L.R.Baggs/iBeamなどで…。
実はDean Markley以外は全て戴いたものです(笑)。
Fishmanが付いたギターもあります。エレガットですけど。
ピックアップの取り付けも全部自分でやります。ドリルで穴開けて(笑)。
アンダーサドルPUは勿論、ボディーサイドにプリアンプを取り付けた事もありますよ。
貼り付け型コンタクトPUは貼る位置や両面テープの厚さによって音が変わるし、特にiBeamはボディーサイズで出音の反応が変わるので、スタジオでセットアップしてすぐ音聴いて…調整して…って感じです。iBeamは最初Dボディーのギターに取り付けていましたが、現在は000-28に付けています。


エフェクター他松・竹・梅のセットがあって(笑)。
松セットは自分専用のドラム椅子からギタースタンド、譜面台、足台、ボリュームペダル、SE-70、チューブプリ、DI、モニター用アンプ、12chミキサー、2chグライコ、チューナー、メンテキット他です。
竹セットは、ボリュームペダルにチューナーとチューブプリくらい。
梅セットはケーブル1本(笑)。 ケーブルはHookUpのVAUです。

今回は全てを掲載出来ませんでしたので、今後のアップデート及び別途ページの用意も検討しております。
IFTEEZ BLOG内、Report『伊布繕晃に聞く』でも情報を掲載しています。
尚、今後機材等に変更があった場合は、内容を更新致します。
また、ご意見・ご感想はこちらからお願い致します。

以上 制作:イフティーズウェブ 協力:イフティーズアーティスト

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